お出かけや療養中、高齢犬の介護などに活躍するペット用の紙おむつ(マナーパンツ)。
ドッグランや街中でもつけているワンちゃんをよく見かけます。
マナーパンツをつけていると、つけっぱなしは大丈夫?どんなことに気を付けたら良い?ワンちゃんにとって良いのかな、と疑問が出てくることも。
ここでは、おしっこ用おむつをつけるときに気になる疑問、気を付けたいこと、メリットについてご紹介したいと思います。
おしっこ用紙おむつ 慣れるとお出かけや乗り物に乗るときに便利
おむつに慣れてくると、お出かけや飛行機など、外で過ごすときにも安心なので便利です。
約5~6キロのミニチュアダックスでSサイズを使っていますが、あまり大きいサイズのおむつを使うと漏れや抜けてしまう原因になってしまいます。
ワンちゃんの体に合うサイズのおむつをつけてあげることをおすすめします。
使い始めたころは「少し大きめでもいいかな」と思い、Mサイズのおしっこ用紙おむつを使ってみましたが、おむつが何度もスポッと抜けて取れてしまいました。
それからはSサイズを使っています。
ユニ・チャームの男の子用おしっこオムツは使いやすくおしっこ用オムツを使い始めた頃から使っている紙オムツ。
初めての方や慣れていない方にもぜひおすすめしたい紙おむつです。
おしっこ用紙おむつを上手につける方法
おしっこ用おむつをつけるとき、特に使い始めではつけづらい、すぐに抜けてしまうと使いにくさを感じることもあります。
おむつをつけるときは、じっとしている間に手早くつけられると良いですがなかなかうまくいかないという方も多いと思います。
上手につける方法にはこのようなポイントがあるのでぜひ参考にしてみてください。
おやつや好きなもので気をひいて
テーブルなどにおやつを置いて注意を惹きつけ、じっと待っている間におむつを着けます。
身体の形に合わせて着ける
ワンちゃんの身体はお腹周りからお尻にかけて幅が狭くなっているので、体の形に沿うようにつけるとお尻から抜けるのを防ぐことができます。
初めはおむつがお尻のほうにいってしまったり、逆におなかの前のほうにいきすぎたり位置がずれてしまうことも多いですが、使っているうちに少しずつコツをつかめるようになります。
慣れるまで着けるのに時間がかかるかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。
どうしてもずれてしまう場合は、次にご紹介するマナーベルトを活用するのもおすすめです。
マナーベルトの併用でズレを防止
おしっこ用おむつを着けるときにマナーベルトを一緒に着けるとずれるのを防止できます。
車やペットキャリー、ペットバギーでのお出かけやドッグランで遊ぶときなどにおむつがずれたり脱げてしまうのを防ぐことができるのでぜひ活用してみましょう。
お出かけに便利なマナーパッド
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【ALPHAICON アルファアイコン】/犬 感想:193件 |
おしっこ用紙オムツと一緒に使うと便利なマナーパッド。
ドッグカフェやドッグランなどの外出にお役立ちのマナーパッドは見た目もおしゃれなだけでなく、オムツをずれにくくする役目もあります。
デザインも機能性もさまざま、おしっこ用紙オムツを使うワンちゃんにお出かけ用の1枚を選んでみては。
つけっぱなしによるムレや尿やけなど皮膚の炎症に注意
マナーパンツを使うときに気を付けたいのが、つけっぱなしによるムレによっておこる尿やけや皮膚の炎症です。
また、おむつの中はおしっこやムレにより雑菌が繁殖しやすい環境になるため感染症を引き起こすこともあります。
おむつを交換するときにペット用のウェットティッシュや温かい濡れタオルなどで周りを拭いたり、適度にシャワーをするなどぬるま湯で洗して清潔に保つことが大切です。
マナーパンツ使用中こんなときはすぐに病院へ!
気を付けたい症状やようす
- 皮膚が赤くなっている。
- ワンちゃんが頻繁になめている。
- おしっこに赤い色が混ざっている。
このような症状が見られる場合は、皮膚炎や膀胱の炎症など何らかの疾患が起きている可能性があります。
普段と違う様子が見られたり、気になる様子が続く場合は早めに獣医師に診てもらいましょう。
おしっこ用おむつはこまめな交換と清潔さを保ち快適に過ごそう
おしっこ用おむつを使っていると、
「おむつ外してあげないの?」
と家族からよく言われましたが、こまめに交換してあげること、尿やけや皮膚の炎症に気を付けて、今もおしっこ用紙おむつを付けて過ごしています。
定期的にかかりつけの病院に行っているので、Reeくんの様子を診てもらいながら、様子を見ていきたいと思います。
たまには、フリーおむつタイムを作ってあげたり、ワンちゃんにもあまりストレスをかけないよう気を付けてあげたいですね。
椎間板ヘルニアの治療中|ゲージレストで役立った「おしっこ用紙おむつ」
椎間板ヘルニア治療でおむつをつけるようになったミニチュアダックスのReeくん。
ゲージレスト(ゲージの中で安静に過ごすこと)をするようになってから、おしっこ用のマナーおむつをつけています。
ゲージレスト中はおしっこがうまくできないのでおしっこ用のおむつをつけて療養中とても役立ちました。
ときどきおむつを外してあげるとワンちゃんの負担も軽くなるのでいいですね。
ゲージレスト中はおしっこがうまくできないので、おしっこ用のおむつをつけました。療養中とても役立ちました。
ケージで安静に過ごすのにおしっこ用紙オムツはとても重宝しました。
全面通気で通気性が高くおしっこ約4回分をしっかり吸収してくれるマナーウェア。おしゃれなプリントでお出かけ時も使いやすいデザインです。
- 実際には、ミニチュアダックス5.8kgでSサイズを着用。
- Sサイズは適応体重3.5~6.0㎏となっているので、参考にしてみてくださいね。
椎間板ヘルニアになったことで、腰に負担がかかりやすくなりおしっこも少しずつしかできないようすのReeくんでした。
初めはおしっこ用おむつのつけ方がうまくいかずに、慣れるまで私もおむつとの戦いでしたが・・・
自身が妊娠中だったため、大きなお腹で「ちょっとちょっと」と言いながら苦戦しつつ、つけ方に慣れてくると手早くおむつ交換ができるようになりました。
慣れてくるとつけ外しも簡単にできるようになります。療養中以降もお出かけ時などいろんなシーンでお役立ちのアイテムになりました。
椎間板ヘルニア治療完了後 おしっこ用紙おむつを続けて使うことに
「紙おむつのつけっぱなしはよくない」と思い、椎間板ヘルニアの治療が終わったころに紙おむつをやめようとも思いましたが、私の出産前だったせいかそそうが目立つようになり・・・。
また、シニア期に向けて介護のときに慣れておくようにという思いもあり、おしっこ用おむつを着けて過ごすようになりました。
きちんと決められた場所でおしっこをすることもあるのですが、一日に何度もあちらこちらにおしっこをしてしまうこともあるので、おしっこ用おむつはおうちにいるときも、お出かけ時もとてもありがたいアイテムとなりました。
実際に使っている感想
愛犬が椎間板ヘルニアになったときから使い始めたマナーパンツ。
リハビリを経て自力歩行ができるまで回復しましたが、初めはほとんど下半身を動かすことができず排せつもうまくできない状態だったのでマナーパンツを使い始めました。
初めはスポッとぬけてしまったりうまく装着できず試行錯誤でしたが、体のカーブに沿って装着すると抜けにくくなり、それからシニア期までとても重宝しました。
今では2代目のミニチュアダックスフンドにもお出かけ時やドッグランなど、日常でよく使っています。
マナーパンツがあると安心してお出かけをしたり、うれしょん対策にもなるのでいろんな方とコミュニケーションがとれるのでとても助かっています。
まとめ
お出かけ、療養中、高齢犬の介護など、日常生活でも用意しておくととても便利なマナーパンツ。
使うときは長時間つけっぱなしに気を付け、長時間タイプでも温かくした濡れタオルなどで清潔にしてムレや尿やけに気を付けてあげることで気持ちよく過ごすことができます。
マナーパンツはそそうが気になる場面でとても役立つので、ぜひ取り入れたいお役立ちアイテム。
注意点に気を付けて気持ち良く過ごせるようにしてあげるといいですね。