ミニチュアダックスのReeくん(12歳)が初めて椎間板ヘルニアになってから約3年。
途中、1度だけ「ちょっと怪しいな」と再発の心配もありましたが、特に再発することもなく無事に過ごしてきました。
そんな中、2018年2月に入ってすぐある日のこと。
朝からあまり動こうとしないReeくんに、「いつもとちょっと様子が違うな」と感じました。
その様子は、3年前に初めて椎間板ヘルニアになったときの状態とよく似ていました。
食欲はあるけど、何とか動き出しても前足と後ろ脚を交互にひょこひょこと歩きづらそうにひきつらせています。
「これは麻痺が出る前兆じゃ・・・」
と、まずは安静に・・・と思いましたが、その日は金曜日、土日に入ると病院も開いていないのでその日の夕方にかかりつけの病院へと連れて行きました。
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ミニチュアダックスに多い椎間板ヘルニア再発の兆候「歩けない」という症状
先生に伝えた症状は「うまく歩けない」「同じ場所からあまり動かない」ということ、前足と後ろ足が「ひょこひょこと崩れ落ちそうな感じで歩く」ということでした。
歩いても数歩でじっと立ち止まってしまい、方向転換もままならない状態です。
また前足の右足、後足の左足が歩くたびにひょこひょこと痛みをかばうような動きをしています。
でも気持ちは元気なようで、無理をして歩こうとするので思うように歩けない様子でした。
あまり無理をさせると症状が悪化するので、病院で待っている間もずっと抱っこして動かさないようにしていました。
先生の診察で歩かせて実際の状態を診てもらい「麻痺がないから椎間板ヘルニアはまだ大丈夫」と
先生に診てもらうと、まずは「ちょっと歩いてみてごらん」とReeくんの状態を見てもらいました。
いざ「歩いてごらん」と言われても、やはり病院に来ていることがわかるのか、出口のドアの前で止まっているReeくん。
「こらこら、先生に診てもらわないと」と、私と2歳の息子で「おいでおいで~」とReeくんを呼んで引き寄せます。
ゆっくり歩きましたが、何往復か歩かせて、先生もじっくり見てくださりました。
「ん~、前足と後ろ足がかばうような歩き方をしてるね」
と実際に診てもらって症状をつかんでもらいました。
それから体の状態を診てもらい、先生からは「歩きにくそうだけど、まだ麻痺の状態まではいってないからヘルニアにはなってないと思います」とのこと。
恐らく、ヘルニアに近い症状があってその痛みをかばおうとしているんだと思うけど、しばらくは絶対安静で痛み止めを飲ませて様子をみてください、とのことでした。
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椎間板ヘルニア再発の診察で「首を上に向けられない」ということも
私自身は気づいていませんでしたが、診察のときに先生が
「上向けるかな」
と、Reeくんの顔を上に向けるような動作をしてみて、と言われ、おやつを持っているフリをして「Reeくん、Reeくん」と呼び掛けてみました。
いつもなら「おやつ?!」と嬉しそうに私の方を見るのですが、その時はうまく上を見られない様子でした。
「あ~、ちょっとしんどいかな」
と、先生も診察台の上で診てくれましたが、確かに首を上に向けたがりません。
首の後ろの方の骨にヘルニアの症状が出ている場合にそういったことが起こることもあるのだそうです。
椎間板ヘルニアというと腰の骨が影響しているとばかり思っていたのですが、よく考えると今回は「前足」にも症状が出ていたんですよね。
前足ということは、首周りの骨に炎症が起こって痛みが出ていることも十分に考えられます。
そういう状態で首もうまく動かせない状態になっていたのだろうと思います。
滑り防止対策に足裏の毛はきちんとカット!
そしてReeくんの足裏を見て「滑るのはヘルニアに良くないから」と、足裏に生えていた毛と伸びていた爪をカットしてくださりました。
爪切り、カットはトリミングでやってもらってはいましたが、よく見てみるとかなり生えてきていました。
いくらカーペットやマットで滑り防止対策をしていても、足裏の毛が生えているとそれだけでも滑りやすくなってしまうんですね。
滑りをかばうために腰回りに負担がかかることもあるので、足回りのお手入れもきちんと行うことが大切です。
椎間板ヘルニアの再発防止のために呼びかけるときの「首の動き」も注意
先ほど、首の後ろの骨にヘルニアの症状が出ている可能性がある、と先生からお話しいただいたことを書きましたが、そのことで1つ思い当たることがあります。
最近耳が遠くなってきたReeくん。
呼びかけても普通の声では反応しないこともあるので、ボリュームMAXで「Reeくん!!」と声が通るように・・・と呼び掛けていた私。
Reeくんは反応してくれますが、どちらかというと「びっくりして」反応していました。
眠っているときに急に「Reeくん!!」と呼ばれるので、驚いてパッと首を持ち上げて驚いた表情で私見ていることがよくありました。
そんな首の急激な動きが、今回のヘルニアに似た症状を起こしてしまったのかな、と思います。
シニア期のワンちゃんにはよくある「耳が遠くなる」症状
先生にそのことを話すと「年を取るとまず耳が遠くなるのはありますね」とのこと。
その次に目が見えにくくなること、でも嗅覚は衰えることはほとんどないのだそうです。
ワンちゃんの習性は年を取っても衰えることはないんですね。
ですが、「耳が遠くなる」というのは最近ではよく感じるところなので、今回のことを教訓にして「急激な動きをさせないこと」「驚かせるような声のかけ方はしないこと」に気を付けていきたいと思いました。
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痛みでほとんど歩けなかったミニチュアダックスのReeくん翌日には表情も生き生きと
病院に行ってから診察と痛み止めのお薬をもらって翌日。
前日の状態とはまったく違う様子に私もホッとしたのと、油断禁物!の気持ちが同時にこみ上げました。
前日はじっと同じ場所でほとんど動こうとしないで、表情も少しうつろだったReeくんでしたが、痛みが和らいだこともあり、元気よく歩き回って表情もパッと明るくなっていました。
「もう~心配したよ~」
と、12歳という年齢とヘルニアだったら・・・という思いから、もしものことまで考えましたが、またいつものように元気よく歩き回る姿を見ることができて、本当にホッとしました。
元気になっても先生からの指示「絶対安静」は守ります
ですが、いくら元気を取り戻したとはいえ、今は痛み止めのお薬で痛みを和らげているだけなので、実際の症状が治まったとはいえない状態です。
元気に歩き回っているうちに症状が悪化してしまうと大変なので、元気だけどおとなしくしていようね、とできるだけ部屋のドアを開けっぱなしにしない、長く遊べるトリーツボールで気を引き付ける、など動ける範囲を制限するようにしています。
初めになった椎間板ヘルニアのときも、その時は少し強めの痛み止めを使っていましたが、痛み止めと絶対安静でなんとか手術もせず、通院だけで治療することができました。
「絶対安静だからね」「動いちゃだめよ」と先生から言われているので、私自身もReeくんの体のためにも、しっかりと「絶対安静」を守っていきたいと思います。
これからは、遊びたい盛りの2歳の息子にどう教えていくか・・・が課題になりそうです。
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