2歳、3歳頃になるとそろそろ乗れる?と気になるストライダー。
気になりつつも大きくなるまで待って自転車を購入しようと思うところもあり、いつ頃が良いのか、購入するか自転車かどちらが良いのか迷うところです。
自身も実際には子どもが4歳のときに補助輪(コマ)つきの自転車を購入し、バランス感覚を身につけるために4歳ごろにストライダーも購入しました。
結果としては、補助輪自転車と補助輪のないストライダーを同時に使うことで、「こぐちから」と「バランス感覚」を身に着けることができ自転車にもすぐに慣れることができました。
あくまで個人的な感想ですが、ストライダーはバランス感覚を身に着けるのに一役かってくれたと感じています。
ここではストライダーか自転車か、ストライダーを購入するおすすめの時期について使ってみた感想とともにご紹介したいと思います。
ストライダーはブレーキあり・なしの2つのタイプがある
ストライダーにはスタンダードタイプと大きめ(14インチサイズ)のストライダーの2つのタイプがあります。
それぞれの違いは、
- スタンダードタイプ(12インチ)のストライダーはブレーキなし。(1歳半~5歳)
- 大きいタイプ(14インチ)のストライダーはブレーキあり。ペダル装着可能。(3歳半~7歳)
といった感じです。
どちらも4年くらいは使えるので、好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
自転車としても使うなら14インチの大きいタイプのストライダーから始めるのもおすすめです。
4歳頃になると補助輪つきの自転車に乗りたい!となるかもしれないので、1歳半~2歳頃から小さいタイプのストライダーを使って4歳頃に自転車に買い替えるというのも1つの方法です。
スタンダードタイプ(12インチ)のストライダー(1歳半〜5歳くらい・ブレーキなし)

1歳半ごろから乗れるスタンダードタイプのブレーキがついていないストライダーです。
足でキックしてバランスを取って走るので小さいお子さんも楽しく乗ることができます。
大きいタイプ(14インチ)のストライダー(3歳半〜7歳くらい・ブレーキあり)

ペダルを装着できる14インチタイプのブレーキがついたストライダーです。
上の画像ではペダルが装着された状態ですが、ペダルを外した状態で使うこともできます。
初めはペダルなしで、慣れてきたらペダルを付けて自転車の練習にステップアップもできます。
個人的には車に載せて持ち運びもしやすく長く使えておすすめです。
スタンドや付属品もあるので、必要に応じて揃えるのもいいですね。
それぞれのタイプについて詳しくはストライダー公式サイトからご覧ください。
ストライダー公式:
STRIDER Sport Model、STRIDER Classic Model(1歳半~5歳)
STRIDER14x(3歳半~7歳)
ストライダーは2歳頃、自転車は4歳頃がおすすめ

先ほどご紹介したようにストライダーは1歳半頃から4歳くらいまで、自転車は4歳頃からが個人的にはおすすめかと思います。
ストライダーは足をしっかり地面につけることができるので、バランス感覚が不安定な1歳半~3歳頃の小さいお子さんに良いと思います。
自転車は補助輪つきのものなら3歳~4歳頃から使えるものもありますが体格によって合う、合わないがあったり、サイズによってはすぐに大きくなって買い替えないといけないといった面もあるので、体格がしっかりしてくる4歳~5歳頃なら長く使えておすすめです。
自転車は4歳で18インチを購入した場合、平均で小学3年生頃まで乗ることが多いようなので、4歳~9歳の約5年くらいは乗ることを想定すると良いでしょう。
ここからは年齢ごとにストライダーを使うメリット、自転車のメリットについてみていきたいと思います。
2歳、3歳で購入するならストライダーがおすすめ
2歳、3歳で購入する場合のメリットにはこういった点があります。
- 足で蹴って進むのでバランスを取りやすい。
- ふらついても足をつけられるので安全面でも安心。
- 14インチモデルなら後からペダルを装着できるので5~6歳くらいまで長く使える。
4歳~購入するなら自転車の方が長く使える
4歳でストライダー、自転車を購入する場合はこういったポイントがあります。
- ストライダーのサイズに体格が合わなくなってくる。
(小さいタイプのストライダーは4~5歳くらいまで。14インチの大きいタイプなら7歳頃まで。) - こぐ力をつけるならストライダーよりも自転車の方がこぐ力がつきやすい。
- ストライダーでバランス感覚をつける→自転車へ、という方法もあり。
体格が大きめのお子さんなら、2、3歳くらいから14インチタイプのストライダーを選ぶのも良いかもしれません。
また、長く使うという面でみて4歳〜5歳から乗る場合は小学校低学年くらいまで使うことを想定して自転車の方が長く乗れると思います。
ストライダーやへんしんバイクでは購入時期によってはすぐに自転車に買い替えることもあるので、実際に試してみてどちらが良いかを見極めて決めると良いかと思います。
4歳からストライダーを使うメリット
4歳でストライダーを購入する場合のメリットにはこういった点があります。
- バランス感覚がつきやすい。
- 坂道などスピードが出やすいところでも足をすぐにつけられるので安心。
- 坂道などスピードが出やすいところでブレーキの使い方を覚えられる。(14インチタイプ)
- 曲がるときの感覚を掴める。
補助輪(コマ付き)の自転車だと曲がるときに大回りになる癖がつくので、コマを外したときに違和感を感じやすいといった面があります。
こういった点ではストライダーは補助輪なしの自転車とほぼ同じ感覚で曲がることができるので4歳から乗るのも良いかと思います。
ストライダーは体が小さい時期でも乗りやすい点が魅力ですが、しっかりこぐ力が出てくる4歳頃では14インチのストライダーで練習→自転車へというのもおすすめです。
結論:ストライダーと自転車の両方があって良かった
ペダルをつけられるタイプなら自転車ではなくストライダーやへんしんバイクだけでも良いかなとも思いましたが、実際にストライダーと補助輪つき自転車の両方を使ってみた感想としては、ストライダーと補助輪つき自転車の両方があって良かったと思います。
理由としては何となくの部分が大きいですが、
- ストライダーでバランス感覚と曲がるときの感覚を掴むことができたこと
- 補助輪つき自転車で漕ぐ力がしっかりついたこと
この2つをストライダーと自転車で身につけられたように感じます。
2つを併用した成果?自転車にすぐ乗れました
14インチタイプのストライダーと補助輪つき自転車に3ヶ月ほど乗り、補助輪を外した時、すぐにスイスイと自転車を漕いで行った姿を見たときは驚きました。
補助輪を取って初めはふらついたり慣れるまではゆっくりかな、と思っていましたが、補助輪を外してすぐにスイスイと進んで行くので拍子抜けしてしまうほどでした。
やはり、ストライダーと補助輪つき自転車でバランス感覚とこぐ力を身につけられたことが良かったのかなと思います。
まとめ
2歳くらいの体が小さい時期に乗るならしっかり足で踏ん張れるスタンダードタイプのストライダーから始めると良いかと思います。
14インチタイプのストライダーならペダルをつけて7歳くらいまで使うこともできます。
3歳頃からであれば14インチタイプのストライダー、自転車から始めるなら4歳頃が良いかと思います。
バランス感覚をつかむために2歳くらいからストライダー、4歳頃から自転車というように2個使いするのもおすすめです。
ストライダー、自転車のどちらもどのくらいの期間遊べるか、子どもの体格、こぐ力や習熟度に合わせて選ぶと失敗しにくいのでぜひ参考にしてみてください。