ミニチュアダックスの椎間板ヘルニア、手術をしないでリハビリで治療(通院と経過)

※当サイトの記事は商品プロモーションを含んでいます。

椎間板ヘルニアと診断されたミニチュアダックスのReeくんが治療を始めるにあたって、手術はしないでリハビリで様子を見ていくことになりました。
動物病院の先生によると、ミニチュアダックスで椎間板ヘルニアを発症する場合は、もう少し若い年齢であることが多いそうですが、9歳くらいの高齢で椎間板ヘルニアを発症することはめずらしいとおっしゃっていました。
初めての椎間板ヘルニアの症状に不安もたくさんでしたが、リハビリでの治療ということで、少し安心感を持つことができました。





リハビリによる治療は床の滑りに注意、椎間板ヘルニア発症の要因の1つに

床のすべりは意識してなかったので、椎間板ヘルニアになるまで「床は滑りやすいか」ということを気にしたことがありませんでした。
よくよく考えてみると、以前住んでいた家では床でツルツル滑っていることがありました。
特に後ろ足を滑らせていることが多く、走っている途中で「ツルン」っと横に滑らせていることがありました。
今回、椎間板ヘルニアを発症したきっかけの一つに、床が滑りやすかったことがやはり大きかったかなぁと思います。

リハビリで治療を進めるために、お部屋は「滑りにくい床」であることが大事

若い頃に椎間板ヘルニアも何もなかったのは、若い頃に住んでいた家では床がクッションフロアになっていたので、しっかりグリップが利いて滑りにくかったからだと思います。
柔らかい素材のクッションフロアだったことで、たまたま助かっていただけなんだろうと思います。

リハビリの前に週に1度の通院と投薬、安静(ゲージレスト)で経過観察

椎間板ヘルニアを発症してからは週に1回の通院と、投薬(確かビタミン剤や痛み止めなどでした)と安静(ゲージレスト)を指示されました。
「なかなか難しいだろうけど、できればゲージの中で安静に、立った姿勢は絶対ダメ」とのことでした。
とにかく、動かさずにおとなしくさせること、と言われましたが、なかなかそうもいかず、もどかしくなることが多々ありました。
ヘルニアの症状が起きている炎症箇所を抑えるためには、絶対安静が大切なのだそうです。
ヘルニアの治療では絶対安静がまず大事なんですね。
そのうち、Reeも痛さとなんとなく状況が分かってきたことから、次第におとなしくゲージで寝ていることが多くなりました。

治療が進みだらんと力の入らなかった両足も少しずつ動くように

ヘルニアの治療では週に一度、病院で足の反応を診てもらい、経過を見ていきました。
なんとか絶対安静を守ることができたこともあり、その甲斐あって最初はだらんと力のなかった両足も片足ずつ力が入るようになりました。
先生も「おっ!こっちの足は力が入るようになったねー!えらいねー!」とReeくんの頑張りをとても喜んで、たくさん褒めてくれました。
初めは、ある日突然足が動かなくなってしまったこと、急にこんな状態になってしまうことに驚くしかありませんでしたが、足の反応が少しずつ戻っていくのを見て、きっと大丈夫と、回復することを祈りながらの通院でした。
少しずつリハビリへの道筋が見えてきました。

病院の先生を信頼して、やるべきことを守って治療、リハビリを進めました

病院の先生もしっかりみてくれて、治療の方針を的確に示してくださったので、安心して任せることができました。
心配なヘルニア治療の日々でしたが、ただただ、毎日決められたお薬をきちんと飲むこと、指示どおり安静にして過ごすこと、良くなるようにと祈る日々でした。
そんな中で、安静にゲージレストができたことで、徐々に神経を圧迫しているヘルニアの炎症がしだいに治まり、少しずつ足の調子も戻っていきました。
足の調子が戻ってくると、自宅内でまずは歩行のリハビリ、そして範囲を広げて外で自宅周りを歩かせて問題なければリハビリ終了、という道筋を立ててリハビリを進めました。
外を歩かせるのはまだちょっと不安だったので、自宅内でのリハビリを中心にしていましたが、初めの頃からは比べようのないほどの回復ぶりにとても嬉しかったです。

椎間板ヘルニアになってから治療開始、リハビリまでの1カ月のようす

椎間板ヘルニア 発症から1カ月間

週に1度の通院
投薬
安静(ゲージレスト)

治療とリハビリ2ヶ月目、週に1度の通院から2週に1度の通院に。動かなかった両足も回復 ゲージレスト解除へ

そして、週に一度の通院も回復していくにつれて2週に一度となり、しっかりと両足に力が入るようになり、
「このまま様子をみて悪化しなければゲージレスト解除できるかな」
と先生から言っていただけるまでに回復しました。
その後約10日間のリハビリで様子を見てようやくゲージレスト解除となりました。
椎間板ヘルニアになってから約2カ月、突然の椎間板ヘルニア発症から治療とリハビリを経てようやく安静の指示が解除されました。
ゲージレスト解除と言われたときは、リハビリまで無事に進んで治療を終えたことに、私もReeくんもホッとしたような、そんな安堵感がありました。

椎間板ヘルニアになってから2カ月のようす

椎間板ヘルニア 発症から2カ月目

2週に1度の通院
投薬
安静(ゲージレスト)の解除

椎間板ヘルニア治療とリハビリを乗り越えて、2年後のReeくん

ヘルニア治療を乗り越えて元気に走るReeくん
広いところって最高~♪♪♪ドッグランを走るReeくんです。
椎間板ヘルニアの治療が終わり、2年後でも再発することなく元気に過ごしているReeくんです。
歩けなくなったことが嘘のように、ドッグランで元気いっぱい走っています♪
ダランと足に力が入らず、引きずっていた頃を思い返すと、まるで奇跡が起きたようだといつも思います。
そして、Reeくんのヘルニア治療の経験から、歩けない状態になっても投薬と絶対安静、リハビリでここまで元気に治すことができるんだと体験できたことも1つの経験でした。
こんな表情を見ると、本当によく頑張ったね、走れるようになって良かったね、と治療とリハビリを乗り越えたReeくんをいつもほめてあげたい気持ちになります。
車いすになったとしても、その時はまた違う楽しい時間や幸せな時間を作ることができる、と思いつつ、何とかまた前のように歩いたり走ったりできるようになってほしいと願っていた治療期間。
もし、今ヘルニア治療で頑張っているワンちゃんがいたら、「ここまで元気になったワンちゃんもいるからね!」と元気づけてあげられたら、と思います。



椎間板ヘルニアの治療で「まずはダイエット」の指示も

太り過ぎは椎間板ヘルニアの要因にも
太り過ぎは椎間板ヘルニアの要因にも・・・
椎間板ヘルニアの治療と同時に食事制限のダイエットで減量することに

約1年半前に椎間板ヘルニアを発症したミニチュアダックスのReeくんですが、当時約8kgあった体重は、椎間板ヘルニアの治療で6kg台まで落ち、今は5kg台まで落ちました。
病院の先生によると、ワンちゃんのダイエットは、運動によるダイエットよりも、食事制限によるダイエットが効果的だとのことで、椎間板ヘルニアをきっかけに食事制限によるダイエットを始めました。
先生の指示どおり、椎間板ヘルニアの治療を始めると同時に、おやつとご飯の量を決めて過ごすことになりました。

椎間板ヘルニア発症 動物病院で「まずは減量(ダイエット)から」との指示

ミニチュアダックスのReeが椎間板ヘルニアと分かり、これから治療が必要ということになりましたが、先生から「まずはおやつもごはんも今までの半分の量にしてください」と言われました。
「今までごはんとおやつ、どのくらい与えてました?」と聞かれ、ボーロちゃんを5粒あげていたなら、3粒に、ごはんは50gあげていたなら25gにするようにとの指示でした。
1日にボーロちゃん5粒でも少ないかなと思っていたくらいだったので、思わず「半分に減らすんですか?!」と先生に聞いてしまうほど驚いてしまいました。
食いしん坊のReeにとって、これからは食欲との戦いだなぁとなんだか不憫な思いでもありました・・・。
ミニチュアダックス 椎間板ヘルニアになって減量、ダイエット

椎間板ヘルニア発症 8キロ台から6キロ台へ 食事管理で順調に減量

そんなこともあり、食事制限によるダイエットを行い椎間板ヘルニアの治療期間で、8kg台だった体重が徐々に減り、治療が終わるころには6kg台になりました。
椎間板ヘルニアの治療が終わってからも指示を守り、今では5kg台になり、先生からも理想体重に近い体重になりましたね、と言われるようになりました。
体重の増加は椎間板ヘルニアを再発させる要因の一つになるので、Reeのためにも適正体重を維持していく必要があります。
ミニチュアダックス 椎間板ヘルニアになって減量、ダイエット

椎間板ヘルニアの治療完了後も、再発予防のため体重は維持

椎間板ヘルニアになった当時、ダイエットと言われて、「運動ですか?」と言うと、「運動では体重は減らないです。」とキッパリ言われてしまいました。
むしろ、ヘルニアのワンちゃんに運動は禁物だと言われてしまいました。
(よく考えたら、歩けないのにそもそも運動なんてできないですよね・・・。)
ダイエットには、食事制限が必要と言われ、「これは人間も同じね!(笑)」と笑いながら話す先生の一言に私もドキリとしました(^.^;
出産を控えた私は、食べたいものを食べて、休みたいときに休む毎日で「妊娠中だから」と思いながら、体重は右肩上がりでした。
Reeくんだけじゃなく、私も教訓にせねば!と先生のその言葉は印象に残るお言葉でした。
産後は私もダイエットが必要かな~なんて思いながら、でもそんなのんきなことを考える余裕もなく・・・というような感じもありました。
まずは、何より赤ちゃんの無事と、Reeくんの体の回復が第一でした。
椎間板ヘルニアを克服したReeくん、ヘルニア治療も頑張りましたが、ダイエットもよく頑張りました(^-^)
今も病院に行くときには、体重をみてもらい、だいたい5~6キロの間で維持しています。
「このまま維持していこうね」と先生にも体重管理面でもお墨付きをいただき、私もホッと安心します。
椎間板ヘルニアの再発を予防するためにも、体重を維持していくことは大事なので、これからも増えすぎには気を付けてあげたいです。

安静中に役立った「オス用おしっこおむつ」

安静中にゲージの中でおしっこをするときにお役立ちの「オス用おしっこオムツ」。
高齢のワンちゃんの介護だけでなく、椎間板ヘルニアの安静治療中のときも役立つケアグッズです。
使うときは陰部周りをウェットティッシュやぬれタオルなどで清潔にして、尿やけに気を付けてあげてくださいね。
できるときには、ぬるま湯で清潔にしてあげるとよりいいそうです。

オス用おしっこオムツ 高齢犬おもらしケア用 Sサイズ 小型犬





↑TOPへ

タイトルとURLをコピーしました