インターネット上のクラウドソーシングサービスを利用してフリーランスでお仕事をしている方、求人サイトや求人紹介サービスなどを利用してフリーランス、業務委託でお仕事をされている方、さまざまな方法がある「フリーランス」という働き方。
自分で業務の調整ができる、好きな時間に仕事ができるといった点がメリットですが、逆にリスクもある働き方で、最も気になるリスクが「仕事がなくなる」ということです。
自身も現役でフリーランスとしてお仕事をしていますが、「仕事がなくなる」といった状況になったとき、どうしたら良いかについて体験談も含めてここでご紹介していきたいと思います。
これからお仕事を探したい、仕事がなくなることに対する対策を立てたい方の参考になればと思います。
仕事がない状態になる要因
フリーランスは仕事がなくなるリスクが高い、ということはよく聞くリスクの1つですが、実際に長くクライアントさんとお付き合いをしていると、「仕事がなくなる」ということが自分にはないのでは?と思ってしまうほど、安定して仕事ができるようになります。
しかし、クライアントさんの想定どおりに仕事が発生し続ければ良いですが、様々な要因で仕事がない、仕事がなくなる状態になることがあります。
- 準備段階の作業のみの依頼。
- 業務の自動化。
- 他クライアントとの契約。
- 業績の悪化による業務縮小。
- 天変地異や自然災害などによる業務縮小。
- クライアントの事故や疾病などによる急逝。 など
主に上記のような要因で仕事がなくなることがありますが、突然起こる可能性の高い要因には、業績の悪化や天変地異、自然災害やクライアントとの契約継続ができない状況になる、といったことがあります。
このように、突然仕事がなくなる、といった状況は前触れや兆候もなく突然起こることもあるので、フリーランスとして働く上では、普段から考えておきたいことですね。
仕事がない状態になる兆候
仕事がなくなる要因には、兆候の分からないこと、分かりづらいことがありますが、時には兆候を感じられることもあります。
- 依頼の量が減ってきた。
- 以前の仕事に比べ、負荷の少ない作業など作業内容が変わってきた。
- メールやチャットの返信が以前より遅くなった。
- メールやチャットの文章の雰囲気が変わった。(誤字・脱字が多い、名前の敬称略がない、など)
実際に感じた兆候も含めて、上記のような兆候が挙げられます。
特に分かりやすいのは、依頼の量が減ってきた、以前より負荷の少ない作業が増えた、といったことがあります。
また、個人の感覚にはなりますが、メールやチャットの文章の雰囲気が変わる、ということも兆候の1つとしては参考になると思います。
誤字・脱字・名前の敬称略がない、といったことは忙しいときには起こり得ることですが、以前に比べて増えてきた、と感じる場合は、仕事の依頼がなくなる兆候の1つとしてみておいても良いかもしれません。
仕事がない状態を回避する対策5つ
フリーランスで仕事がなくなる状況を回避する対策・方法にはこういったことが挙げられます。
- 作業は1つ1つ品質の高い作業ができるよう心掛ける。
- 連絡はまめに行うようにする。
- 普段から求人案件をチェックしておく。
- セミナーや勉強会などの参加、スキルアップを目指す。
- クラウドソーシングサービスのプロフィールを充実させる。
誠実に、信頼のあるパートナーとして仕事を行うこと、常にリスクを考え備えておくと安心して仕事を続けることができますね。
セミナーや勉強会は仕事や興味のあることに関連する公式サイトやSNS、情報誌などでチェックできるので、気になる方はチェックしてみると良いでしょう。
また、クラウドソーシングサービスのプロフィール欄も大切にしたいポイントです。
- アイコン画像を入れる。
- 認証事項は可能な限り行う。
- スキル・資格を登録する。
自己紹介欄には、
- お仕事スタイル(主婦、子育て中、会社員など)
- 稼働時間(平日日中など)
- 可能な業務・スキル
- 心がけていること(柔軟に対応、連絡相談をまめに、スキルアップなど)
といったことを記載し、その他にもアピールできることがあれば記載するとより充実させることができます。
複数の応募者の中から当選を得るためには、どんな実績があるのか?どんな人材なのか?をプロフィール欄から見て剪定するクライアントさんも多いので、充実させておくことは大切なポイントです。
1項目、2項目でも良いのでプロフィール欄を充実させてみましょう。
1件数百円の簡単なタスク作業を探したい方、フリーランス初心者で経験があまりないけど仕事を探したい方にはクラウドワークスがおすすめです。
クラウドワークスは特にタスク作業が豊富で、簡単なブログ記事の作成を1件ごとの単発のタスク案件で行うことができるなど、気軽に作業を始められる点がおすすめポイント。
1件30円ほどのアンケート作業を少しずつ時間を見つけて行うだけでも1か月続ければ数千円~の収入になることもあるので、とにかく何か作業をしたい方、仕事を始めるきっかけづくりにクラウドワークスもぜひチェックしてみてくださいね。
フリーランスで仕事がなくなるときの仕事の探し方
フリーランスで仕事がなくなりそう、仕事がなくなる、といった場合の仕事の探し方には主に5つの方法があります。
- クラウドソーシングサービスを利用する。
- 求人サイトで業務委託の仕事・案件を探す。
- 求人紹介所・エージェントを利用し業務委託の仕事を探す。
- 知り合い・友人など相談できる相手に仕事を紹介してもらう。
- セミナーや勉強会に参加し仕事を紹介してもらう。コネクションを作る。
中でも、探しやすい方法がクラウドソーシングサービス、求人サイトで業務委託の案件・仕事を探す方法です。
未経験の案件でも、意欲や仕事に対する姿勢をアピールすると採用をいただけることもあります。
今までの仕事の中から活かせるスキルや、仕事への姿勢があれば応募時に記載しておくとアピールポイントになるので、気になる案件・仕事を見つけたらまず応募してみると良いでしょう。

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仕事がなくなるときの仕事を獲得するまでの注意点
仕事がなくなるかも、仕事がなくなると思うとできるだけ早めに仕事を獲得しなきゃ、と焦る気持ちが大きくなりますが、早く獲得しなくては、と思う気持ちも大切ですが、気を付けたいポイントもあります。
- 焦りすぎない
- 考える時間を持つ
- 継続性があるかを確認する
焦りすぎて単価と作業量のバランスが合わない案件や、希望する収入・報酬を見込めない案件を選んでしまうと、ただ時間を消化してしまうだけとなってしまったり、また案件探し・・・となってしまうこともあるので注意が必要です。
また、一部ですが中には応募時の作業内容と実際の作業が合致していない、フォローが不十分で作業が進まない、質問にきちんと対応しない、といった案件やクライアントさんも存在するので、
- 募集内容(募集文)をしっかりチェックする。
- 評価が分かる場合は評価欄をチェックしてみる。
- 途中終了が多い。
- 頻繁に依頼・求人を出している(前の求人から日付が空いていない)
といった場合は慎重に見極めるようにしたいですね。
まとめ
フリーランスで仕事がなくなりそう、仕事がなくなる、といった状況は大きなリスクの1つですが、実際に仕事がなくなる、といった状況は兆候の有無に関わらず、フリーランスで仕事をしている以上は起こり得るリスクです。
仕事がなくなるといったリスクを回避するためには、普段の仕事の中で信頼を築くことや、普段からどんな仕事があるのかチェックしておく、セミナーや勉強会への参加、スキルアップを目指すことが大切です。
仕事がなくなりそう、というときは、気になる案件やお仕事にいくつか応募してみると良いでしょう。
未経験の案件やお仕事でも、今までの案件の中で活かせるポイントや普段意識している仕事への姿勢をアピールすると採用に繋がることもあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
フリーランスという働き方は、自宅や仕事ができる場所で空いた時間に仕事ができる、といった自分のライフスタイルに合わせて働けるお仕事スタイルなので、ぜひ長く継続して続けられると良いですね。