外出時や窓を開けたときなどに虫刺されを避けるために役立つ蚊取り線香ですが、煙やにおいが広がりやすいので賃貸住宅や賃貸マンションで使っても良いのかどうか迷うところがあります。
蚊取り線香を毎年使っていましたが、管理会社の方に一度聞いてみようと思い担当者の方に聞いてみました。
ここで蚊取り線香の賃貸物件での取り扱いについて一例をご紹介したいと思います。
賃貸物件、賃貸マンションで使うのは基本的にNG
蚊取り線香を使っても良いのかどうか管理会社の方に聞いてみたところ、蚊取り線香は使用を控えてほしい(使わないでほしい)という回答でした。
使いたいという方も実際には多いようですが、蚊取り線香に関する問い合わせがあった場合は使用しないように伝えているそうです。
控えてほしいその理由とは
マンションや賃貸物件での蚊取り線香の使用についてなぜ控えてほしいのか、その理由にはこういった理由があるそうです。
- 賃貸物件、賃貸マンションは集合住宅という特性上、火気の取り扱いには十分に配慮する必要がある。
- 購入した戸建て物件なら自己責任だが、賃貸物件は管理会社としても責任を持って管理しないといけない。
- 個人の好みによるのでにおいや煙に対する苦情が入る恐れがある。
管理会社としては火災やトラブルの元になるので避けてほしい(使わないでほしい)ということのようです。
賃貸だけじゃない分譲マンションでもNG?
蚊取り線香の使用については、管理会社の担当者によると分譲マンションでも使用を控えるよう呼びかけられることもあり、マンションでは基本的に使わないでほしいという結果になりやすいことが分かりました。
実際に管理会社の方がお住まいの分譲マンションでもベランダでの蚊取り線香の使用が取り上げられたことがあるそうで、住民会議で使用しない(控える)書面を全体に配布することになったのだそうです。
基本的に賃貸、分譲に関わらずマンションや集合住宅では使うのは避けるという結果になるようです。
戸建てタイプの賃貸物件での使用
賃貸物件でも賃貸マンション・アパートの他に、テラスハウスと呼ばれる戸建てタイプの賃貸物件もありますが、戸建てタイプの賃貸物件での使用はどうでしょうか。
実際に、戸建てタイプの賃貸物件(テラスハウス)に入居しているときに蚊取り線香を使っていましたが近隣との距離が少し空いていることもあり、特に苦情などはありませんでした。
基本的に、火気の使用・注意することに関しては賃貸マンション・アパートと同じなので、戸建てタイプで使用が可能な場合でも風向きや燃えやすいもののある場所での使用を避けるなど、安全面に配慮しながら使用することが大切です。
マンションでは電池式の蚊取り線香がおすすめ
マンションや集合住宅といった蚊取り線香を使いにくい場所では、煙やにおいが出にくい電池式の虫よけ製品がおすすめです。
屋外の広範囲の虫よけには屋外用虫よけ・蚊よけ「KA・KO・I」がおすすめです。
KA・KO・Iは火や熱を使わず屋外の半径3.6m以内の範囲で虫よけ対策ができるので、おうちやアウトドア時の虫よけに役立ちます。
また、屋外では虫よけスプレーを一緒に使うと虫よけ効果がさらにアップするので、電池式の蚊取り線香と一緒に常備しておくのもいいですね。
マンションや集合住宅では蚊取り線香よりもこういった火気を使わないものの方が安心して使えるので良いかもしれません。
まとめ
蚊取り線香は実際に毎年使っていましたが、特に苦情はなくても使っても良いのか迷うところでもありました。
ですが、聞いてみると管理会社の方でも火気の取り扱いには十分に気を付けるよう配慮する必要があるとのことで、私たちも住んでいる以上は気をつけないといけないと思いました。
マンションや集合住宅では火気を使わない電池式の虫よけを使う方が安心して使えるので良いですね。
戸建てかどうかに限らず、蚊取り線香を使う際は火気の取り扱いに十分気を付けて使うようにしたいですね。