ワンちゃんがチョコレートやおもちゃを飲み込んだ?!誤飲、誤食のときに対処する方法

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気を付けたい犬の誤飲、誤食
犬は飼い主さんが普段食べているものやおいしそうなにおいのするものにとても興味津々です。
人間にとっては美味しくて食べても体に何の問題もないものがほとんとですが、犬にとっては体に毒となってしまうものもたくさんあります。
例えば、玉ねぎなどのネギ系の野菜、アクの強いなすやアボカドなどの野菜、チョコレートなどが挙げられます。
野菜ならヘルシーで犬にもいいのでは?と思う方も多いと思いますが、野菜も何でもあげてもいいわけではないんですね。
私自身もある日、チョコレートを留守中にワンちゃんが食べてしまい慌てたことがありました。
ここではそういった経験から、誤飲、誤食したときに対処する方法についてご紹介していきたいと思います。



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犬が食べてはいけないもの、よくある誤食に「チョコレート」

犬が誤飲、誤食したときの対処方法とは
ワンちゃんが留守中に、ふと目を離したすきに誤飲、誤食してしまうことはあります。
私も経験しましたが、留守にしている間にキッチンの棚に置いているお菓子入れのかごからチョコレートを引っ張り出して食べていたミニチュアダックスのReeくん・・・
いつもはそんなことをしないのに・・・と思っていましたが、どうやらチョコレートのにおいがずっと気になっていた様子。
私が出かけたのを見てチョコレートを食べにお菓子の入ったかごを引っ張り出して食べてしまったようです。
それだけならまだしも、よほど慌てて食べたのか、チョコレートの包み紙まで飲み込んでいた様子で・・・。
食べられたチョコレートの数と包み紙の数が合いません。
こんなに大量のチョコレートを食べたのを見たことがなかったので、夕方6時を回る頃、慌てて動物病院へ駆け込みました。

誤飲、誤食は犬の命に関わることも、病院で吐かせる処置をとってもらうことに

犬が誤飲、誤食したときの対処方法とは
獣医師さんによると、犬の誤飲、誤食はよくあることですが、食べ物や飲み込んだものによっては命に関わることもあるので、すぐに吐かせる処置をとりますとのことでした。
Reeくんを迎えて約7年、誤飲、誤食の処置は初めてだったので、吐かせるってどうやるんだろう?と思っていると、獣医師さんは「犬の体の特性を利用した方法で吐き気をもよおす注射をします」とのことでした。
よくある処置なので、心配ないですよとのことだったのですが、心配な気持ちと「何とか早く無事に連れて帰りたい」という思いが駆け巡りました。
まずは吐き気をもよおす注射をしてもらって診察室でしばらく様子を見ることになりました。
注射を打って1分ほど経ったとき、「ウッゥ」といつも吐き気が出たときと同じ行動をとり始めました。
「きたきたきた」と獣医師さんとじっと見守っていると、口からチョコレートと包み紙らしきもののがちょこっと出てきました。
「あれ?思ったより少ない」
と思っていると、そのあとさらにチョコレートが・・・。
「出てきたね」と獣医師さんも私も一安心。
まずは動物病院で吐き出させる処置ができて私もホッと一安心でした。
そのまま胃の中にとどまっていたら・・・と考えると、やはり動物病院で診てもらって良かったと思います。

犬がチョコレートやネギ類などを食べた場合、食べた量は関係なく異常が現れることも

犬が誤飲、誤食したときの対処方法とは
獣医師さんによると、何が一番怖いかというと、チョコレートやネギ類など、犬が食べてはいけないものを食べてしまった、飲み込んでしまった場合、量が少ないか多いかは関係ないということでした。
少量でも犬の体質によっては命に関わるほどの異変が起こることもあり、量が少ないから大丈夫、といった見方は危険なのだそうです。
「ちょっとなら大丈夫か」と思う気持ちもありましたが、犬が食べてはいけないものは、犬の血液に影響を与えることから禁止されているものもあり、少量でも異常を起こすことがあるとのこと。
そういうことから、犬がもしチョコレートやネギ類など、「食べさせてはいけない」と定められている食べ物を食べてしまったときは、量の多い少ないに関係なく、きちんと動物病院で診てもらうことが大切なようです。
また、チョコレートやネギ類などの犬の体質に合わない食品はは与えないように飼い主さんが気を付けてあげることが大切なんですね。
身をもって痛感した出来事でした。

病院が閉まっている、すぐに連れていけないときの応急処置

私がミニチュアダックスのReeくんを病院にすぐに連れていけたのは、まだ病院がやっている時間だったのですぐに連れていけましたが、これが夜間や夜中、休日だったらすぐに連れていくことができなかったことも考えられます。
恥ずかしながら、そんなことがあってからもお菓子やちょこっとこぼした野菜を食べられてしまうこともあり、夜間でどうしてもすぐに病院に連れていけないときがありました。
動物病院で診てもらった方が良いということを経験したこともあり、
「このまま様子を見ていてもしものことがあったら・・・」
と不安になり、まず自分でできる処置を調べてみました。
すると、「犬の口に塩を入れて飲み込ませる」という方法がありました。
小さじ1杯ほどの塩を口に入れさせて、飲み込ませることで犬の体質のしくみから吐き気をもよおすことを利用した方法とのこと。
とにかく、すぐに何とかしなくては、と調べたとおりにスプーン1杯の塩を口に含ませて様子を見ました。
すると、1分も経たないうちに吐き気をもよおして食べたものが出てきました。
しかし、よほどつらかったのか、それからスプーンを持ち出すと一切口をあけてくれなくなってしまいました・・・。
私がしっかり気を付けてみてあげればいいことなのですが、ちょっと落とした瞬間や留守中に引っ張り出して・・・ということが何度かありました。
塩を飲み込ませる方法は1回きりかな・・・ととにかく誤食、誤飲させないように気を付けることが大切だと感じました。

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夜間の緊急時のために夜間でもやっている動物医療センターを見つけておく

犬が誤飲、誤食したときの対処方法とは
犬が誤飲、誤食したとき自分でできる処置について知ることができたのは良かったのですが、やはり夜間でも診てもらえる動物病院を知っておくことは大切だと感じました。
関西地方の大阪、兵庫県圏内であれば摂津市に夜間でも対応可能な動物医療センターがあります。
愛犬の予防接種を受けた後に案内されることが多く、予防接種後の夜間、動物病院が閉まっている時間帯に異常が現れたらそこに連絡して指示を仰ぐよう説明を受けます。
夜間でもやっている動物医療センターを知っておけば、もしものことがあったときでも冷静に対処することができます。
かかりつけの動物病院か、近隣の動物病院で教えてもらえるので、ワンちゃんの「もしも」のときのためにも調べておくことをおすすめします。
知っておくと夜間でも指示を仰げる場所があるだけでも安心できます。
あまり利用しないことを望みますが、もしものときに慌てないためにも「緊急時に利用できる動物病院」を探しておくことも大切です。

塩を飲ませる以外の緊急対処法

ミニチュアダックスの育て方の書籍によると、まず誤飲、誤食があった場合は、

  • 薬品の場合は吐かせると危険な場合もあるので、まずは獣医師に指示を仰ぐ
  • おもちゃなどを誤飲した場合、口を開いて喉の奥におもちゃがあるかどうか確認する
    (もし詰まっているものが見えたらピンセットなどで取り除く)

と説明されています。
(参考文献:ミニチュアダックスフンド 飼い方・しつけ・お手入れ 正東社 中井真澄・笹井利浩 監修)
誤飲、誤食したものがチョコレートやネギ類などの食品とは限らず、薬品の場合は吐かせると逆に悪影響になることもあるので、誤飲、誤食があった場合はかかりつけの動物病院、もしくは近隣の動物病院に連絡して指示を仰ぐことが大切です。

犬が誤飲、誤食したときの対処法まとめ

誤飲、誤食が起こったときはまずかかりつけの動物病院や近隣の動物病院に連絡して指示を仰ぐことが大切ですが、夜間やどうしても連絡ができないというときは、

  • (応急処置として)塩を口に入れて吐かせる

ということが挙げられます。
ですが、薬品など吐かせると危険なものもあるので、薬品を誤飲してしまった場合は、動物医療センターなどの夜間対応している病院で指示を仰ぐことが必要です。
病院に行ける時間帯、夜間の緊急対応に適応した動物医療センターに連絡ができる場合は、

  • 動物医療センターに連絡して指示を仰ぐ(薬品など吐かせると危険なものもあるので注意)
  • 自力で対処できないときはすぐに病院へ

ということが大切です。
また、注意したいところでは、

  • チョコレートやネギなど、食べた量は関係ない
  • 致死量は犬によって異なるので注意

ということがあります。
食べてしまった、誤飲した量は関係なく、犬に影響を及ぼすことがあるので気を付けたいですね。
大事な愛犬が出来るだけ長く、健康でいられるように誤飲、誤食に気を付けて、万が一のときのために備えておくことも大切なことだと思います。

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