パソコンやスマホを使うことが多くなった今、ドライアイという言葉をよく目にするようになった眼の不調・トラブルに「目が乾いてつらい」「ゴロゴロ、しょぼしょぼする」という方も多いと思います。
長時間のパソコン作業、スマホを使う時間が長くなることがきっかけで、目の表面が乾いた状態が続くことで目の表面を保護している涙に不調が起こり、慢性的な乾燥状態になるドライアイ。
そんな症状が起こるドライアイになったのは何の前触れもなく突然でした。
*項目リスト*
初めてのドライアイ発症 初めは激しい眼のかゆみと腫れで眼科を受診
初めてドライアイと診断されたのは10年ほど前で、一日のほとんどパソコンに向かって仕事をして、当時は自宅でも仕事を持ち帰って夜中まで作業をしたりと、長いときは1日12時間以上パソコンに向かって仕事をしていることもありました。
その時はまだ20代前半で若さもあり、ドライアイになるなんて、まったく予想もしておらず意識すらしていないときでした。
そんな中、お昼休みにデスクでちょっとウトウトして、ハッと目を覚ますと、急な目のかゆみと腫れぼったさを感じ、慌てて鏡を見てみると両目のまぶたが腫れていて、かゆみもなかなか止まりませんでした。
まばたきもゴロゴロとした感触でまともに仕事もできないような状態だったので、仕事を途中で抜けて眼科を受診することにしました。
ドライアイだと分かるまで 目のかゆみとまぶたの腫れ、ゴロゴロ感が辛く
仕事場からすぐ近い眼科へ向かい、診察を受けたとき「アレルギー性の結膜炎」と「ドライアイ」というふうに診断を受けました。
「え?私の目がドライアイになったの?」という感じで、初めはドライアイであることを受け入れたくなかったのですが、そのときの生活を考えるとドライアイになったことはなんとなく当然のような気もしてきました。
もう一つ気になった「アレルギー性の結膜炎」については、アレルギー性なので何のアレルギーかを調べてもらう必要がありました。
私もこの目の不調を何とか早くしたいと、点眼薬を処方してもらい、数日後、かかりつけだった皮膚科でアレルギー検査を受けました。
眼のかゆみ、腫れ、ゴロゴロ感 「アレルギー性結膜炎」「ドライアイ」と診断され アレルギー検査へ
アレルギー性結膜炎の原因を調べたいとアレルギー検査を受けましたが、結果はハウスダスト、花粉、その他の項目もアレルギーではないということでした。
「でもアレルギー性の結膜炎が出ているし、原因が分からないと良くならないんじゃ」
と思いましたが、アレルギー検査でどの項目もクリアしているということであれば、それ以上は原因は分かりません。
しばらく様子をみようと考え、処方していただいた目薬で炎症を抑える目薬と、ドライアイを緩和させる目薬をさして様子をみました。
ドライアイはデコボコアイ? ドライアイの研究が進んでいるそうです
10年前にドライアイになったとき「ドライアイに明確な治療法はないんです」と言われて、それから通院と断念を何度か繰り返してきました。
なかなか元のように戻らないまぶたの腫れぼったさや目の乾き、目の疲れ、ショボショボ感とゴロゴロ感、目薬をさしていてもなかなか良くならない症状に、「どうしたらよくなるのか」「目薬をやめてみよう」という思いもよぎり始め、通院と断念を繰り返しました。
数年前に再びドライアイの治療を始め眼科へ通院していましたが、症状が良くならないことや妊娠をきっかけに目薬を完全にやめてしまいました。
それから数年たち、ここ数日、目のゴロゴロ感とかゆみ、まぶたの腫れがひどくなってきたので「ドライアイが悪化したのかな」と、再び眼科を受診することにしました。
自宅近くにある眼科を探していると、あるウェブサイトにたどり着きました。
それが「ドライアイはデコボコアイ?」です。
ドライアイは目の粘膜表面の異常だけでなく、まぶたの裏側にも症状が現れることが分かってきたという「ドライアイはデコボコアイ?」という内容でした。
これまで「ドライアイに明確な治療法はない」と言われてきたドライアイの治療に、少し前向きになれそうな気がします。
数年ぶりの眼科受診 再び「アレルギー性結膜炎」との診断で
久々に現れた目のゴロゴロ感とかゆみ、腫れに「ドライアイが悪化したのかも」と眼科を受診すると、先生からは意外な言葉が。
「ドライアイより、目の下を引っ張るとブツブツがいっぱいだよ。これはアレルギー性の結膜炎ですね」
との言葉に、ドライアイだと思っていた私は驚きでした。
「またアレルギー性の結膜炎だ」
と思い先生の話を聞いていると、どうやらハウスダストや花粉のほかに黄砂もアレルギー性結膜炎の原因になりうるとのこと。
確かに、ここ数日黄砂について天気予報でも言っていたなぁと、アレルギー性結膜炎のきっかけに黄砂も考えられると思いました。
数年ぶりの眼科受診 まずは「アレルギー性結膜炎」の治療から 目の保湿のためにドライアイ対策も
まずはドライアイの対策以前に「アレルギー性結膜炎」の症状から抑えましょうとのことで、目薬を処方していただき、再度通院することになりました。
先生によると、どうやらドライアイの症状よりアレルギー性結膜炎の症状が出ているらしく、まずはアレルギー性結膜炎の症状を抑えてからということでした。
症状が治まったあとに、目の保湿を考えてドライアイの対策を取っていくこともいいと思いますよとのことだったので、まずはアレルギー性結膜炎の点眼薬を処方していただきました。
再び、アレルギー性結膜炎とドライアイの治療になりますが、進化しているドライアイ治療、まだまだあきらめずにアレルギー性結膜炎とドライアイ治療に向き合っていきたいと思いました。
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