マンション購入と賃貸はどちらが良い?メリット・デメリット|マンションを購入した理由

リビング・ダイニングの風景 マンション購入

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マンションには賃貸マンションと分譲マンションなどの購入するタイプのマンションがありますが、賃貸と購入どちらが良いのか分からない、何が違うの?と疑問に感じることがあると思います。

賃貸も購入もどちらもメリット、デメリット面があり向き不向きがあるのでどちらが合うのかじっくり検討したいところです。

ここでは、マンション購入と賃貸はどちらが良い?おすすめ?メリットデメリットを実際にマンションを購入した体験も含めてご紹介していきたいと思います。

賃貸マンションとマンション購入の違い

家の玄関

賃貸マンションとマンション購入の違いには主にこのようなポイントがあります。

賃貸マンションとマンション購入の違い
  • 住宅ローンの借り入れ審査の有無
  • 初期費用の違い
  • 専有部分のカスタマイズ性の有無
  • 資産性の有無

住宅ローン借り入れ審査の有無

賃貸マンションとマンション購入で大きな違いというと、マンション購入では住宅ローンの借り入れ審査が必要なことです。

マンションを購入する際は多くの方が住宅ローンを契約して売り主さんへ支払いますが、ここで審査が通らないとマンション購入へと繋がらないという点があります。

一方、賃貸マンションでは住宅ローンを利用することはないので審査を受けることはないという点があります。

初期費用の違い

賃貸マンション、マンション購入では初期費用が異なります。

初期費用の例
  • 賃貸マンション・・・敷金、礼金、仲介手数料 他
  • マンション購入・・・頭金(手付金)、登記費用、火災保険、消費税(新築物件)、仲介手数料(中古マンションなど)他

マンション購入では住宅ローン審査の他に、初期費用で頭金や登記費用などが必要になってきます。

一般的には、ファミリータイプの賃貸マンションで初期費用はだいたい50万円前後、マンション購入では購入費用の7~10%程度が初期費用として別途必要になってきます。

例えば5,000万円のマンションを購入する場合で、初期費用が400~500万円前後必要になるということになります。

賃貸マンションに比べ、マンション購入の方が初期費用の負担が大きくなる傾向があります。

専有部分のカスタマイズ性の有無

賃貸マンションでは室内や玄関前、ベランダなどの専有部分を勝手にリフォームしたり工事を行うことはできませんが、マンション購入の場合は、好きな設備を導入したりお部屋を好きな間取りにリフォームできるなどカスタマイズ性が高くなるという違いがあります。

資産性の有無

賃貸マンションでは家賃を支払い続けても自分の資産として残すことはできませんが、マンション購入では毎月ローンを支払い資産として残すことができます。

資産性があるのはマンション購入の方ということになります。

賃貸マンションのメリット

賃貸マンションのメリットについてはこのようなポイントがあります。

賃貸マンションのメリット
  • 入居時の初期費用を抑えられる。
  • 引っ越したいタイミングで引っ越ししやすい。
  • 不具合がある場合は管理会社にすぐ直してもらえる。
  • 税金がかからない。

入居時の初期費用を抑えられる

入居時の初期費用では、賃貸マンションでは敷金・礼金・仲介手数料・日割りの家賃・次月の家賃を合わせて10~100万円ほどで入居可能で、物件によっては5万円以下の初期費用で入居することもできます。

引っ越ししたいタイミングで引っ越しできる

また、引っ越ししたい時期が決まれば退去通知を行うことで希望時期に確実に引っ越しができるといったメリットがあります。

不具合は管理会社で修理してもらえる

不具合や何か困ったことがある場合は管理会社に相談でき、エアコンやキッチン、給湯器などの不具合は管理会社で修理してくれるので、自分たちで業者を探して費用を支払って修理といったことがありません。

税金がかからない

また、固定資産税といった税金の支払いもないといったメリットがあります。

賃貸マンションのデメリット

賃貸マンションのデメリットにはこのようなポイントがあります。

賃貸マンションのデメリット
  • リフォームができない。
  • 退去時に原状回復に費用がかかることがある。
  • 資産として残らない。

リフォームができない

賃貸マンションでは基本的に自分でリフォームを依頼したり設備を新たに設置することはできません。

不具合や修理を行う場合は管理会社に相談し、管理会社が修理を依頼、実施することになるので好みの間取りに変えたり設備を取り付けたりすることはできません。

原状回復に費用がかかることがある

賃貸マンションでは退去時に原状回復を行うことが基本なので、壁の傷などを元の状態に戻すための費用、ハウスクリーニング代がかかってきます。

しかし、入居時に敷金を支払っている場合は敷金から差し引かれ、残った分は返金されるので敷金を支払っている場合は退去時の費用が請求されることは少ないようです。

資産として残らない

賃貸マンションは物件を所有しているオーナーさんに毎月賃料を支払う形になるので、退去すればオーナーさんにお返しし、また次の入居者が入る形になります。

毎月家賃を支払っていても資産として手元に残るわけではないので、資産性はないという面があります。

毎月家賃を支払うより住宅ローンを組んで住んでいるマンションを資産として残したい、と考えマンション購入を考える方も多くいらっしゃるようです。

住宅ローンの審査に不安がある方も、不動産会社に相談することで住宅ローン審査に通るための様々なアドバイスや住宅ローンを一緒に探してくれるので、マンション購入を検討したい方は不動産会社に住宅ローンについて相談してみると良いでしょう。

不動産会社に相談する前にいろいろなことを聞いてみたい、不動産会社で住宅ローンを申請したけどなかなか通らない、など住宅ローンについて気軽に相談できる【住宅ローン相談窓口】といったサービスを利用するのもおすすめです。

マンション購入に興味のある方、住宅ローンについて知りたい方は一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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マンション購入のメリット

マンション購入のメリットにはこのようなポイントがあります。

マンション購入のメリット
  • リフォームしたい場所があれば工事が可能。
  • 税制の優遇措置が受けられる。
  • 生命保険に加入するので万が一に備えられる。
  • 資産性がある。

リフォーム・設備を自分好みに設置できる

マンション購入のメリットは間取りや設備を好みに合わせてリフォームできるということです。

物件が少し古くても内装を一新したり設備を入れ替えることもできるので、カスタマイズ性が高いという点が大きなメリットです。

税制の優遇が受けられる

マンションを購入後一定期間、住宅ローン控除を受けることができます。

住宅ローン控除についても不動産会社や相談窓口で詳しく聞くことができるので、今後5年、10年と遠方への引っ越しの予定がない方はマンション購入に向けて相談されてみるのも良いかもしれません。

生命保険に加入し万が一に備えられる

住宅ローンを契約する際は生命保険も同時に加入することになります。

契約者に万が一のことが起こってもマンションを家族のもとに残すことができるので、万が一に備えられるといったメリットがあります。

資産性がある

毎月家賃を支払う賃貸マンションとは異なり、マンションを購入し毎月住宅ローンを支払っていくので、資産として手元に残すことができます。

もしお引っ越しすることになっても売却することで売却金額が手元に入り、住宅ローンの残高によってプラスになった場合は次の住宅購入の資金にすることもできます。

マンション購入のデメリット

マンション購入のデメリットにはこのようなポイントがあります。

マンション購入のデメリット
  • 住宅ローンの審査に通らないと購入できない。
  • 固定資産税の支払いが発生する。
  • 管理費、修繕積立金の支払いが発生する。
  • 設備の不具合は自分で修理の手配と費用負担が必要。
  • 引っ越ししたいタイミングで引っ越しできない。

住宅ローンの審査に通らないと購入できない

マンション購入でまず最初に気になる点が住宅ローン審査に通るかどうかです。

しかし、不動産会社では個々に合わせた住宅ローンを紹介してもらえることもあるので、住宅ローン審査に不安がある方も住宅ローン商品や審査通過へのアドバイスを聞いて住宅ローンを組むことも可能です。

税金の支払いがある

メリット面では住宅ローン減税を受けられるといったメリットがありますが、毎年固定資産税を支払うといった面があります。

固定資産税を支払っても住宅ローン減税で税金を優遇されるので大きなデメリットにはならないでしょう。

管理費・修繕積立金・駐車場代などの支払いがある

毎月のローン金額にプラスして管理費・修繕積立金・駐車場代の支払いがあります。

合わせてだいたいプラス3万円~5万円ほどが相場になります。

設備の不具合の修理は自分で業者の手配、修理を行う

賃貸マンションの場合は設備の不具合は管理会社で修理の手配・実施、かかった費用の支払いを行ってくれますが購入物件では自分で業者の手配~修理、支払いを行うことになります。

希望の引っ越し時期に引っ越しできないことがある

引っ越したい時期が決まっても売却に時間がかかることもあり、希望の時期に確実に引っ越しができる(売却できる)といった確約がないという面があります。

売却する際はできるだけ早めに不動産会社を探し、相談することで希望時期に売却を行いやすくなります。

賃貸物件からマンション購入を決めた理由

賃貸マンションとマンション購入にはそれぞれメリット・デメリットがあることを理解した上で、マンションを購入することになりました。

マンション購入を決めたポイントにはこのような点があります。

マンション購入を決めたポイント
  • セキュリティ面で安心感がある。
  • 資産性がある。
  • 向こう3年以上家賃を支払い続けるなら初期費用に充てたい。
  • 住み替え時は売却すれば住宅ローン残高によってはプラスになる。
  • 住宅ローン控除がある。

マンション購入ではやはりセキュリティ面がしっかりしている物件も多く、設備も賃貸物件よりもグレードの高い設備を使っていることが多いです。

また、今のまま家賃を数年支払い続けるよりも、その分を初期費用に充ててマンションを購入した方がマンションを売却する際、住宅ローンの残高によってはプラスになる可能性もあるといった点もポイントでした。

今から3年後にマンション購入を、となった場合、その間に支払った家賃は返ってこないので今、マンションを購入して初期費用に充てたいという流れになりました。

また、売却時に住宅ローンの残高よりも高い金額で売却できた場合は、次の住み替えの費用に充てることもできるので、その可能性も考えてマンション購入を選びました。

戸建てではなくマンションにした理由とは

今回、マンションを購入するにあたって賃貸の戸建て物件からマンション購入ということになったのですが、なぜ戸建て物件を購入しなかったのかについて少しご紹介したいと思います。

やはり戸建て物件は駐車場も家の前にあり、子育て中の身としてはとても住みやすくメリットを多く感じました。

戸建てのメリットを感じつつマンション購入ということになりましたが、戸建てではなくマンションを購入した理由にはこのようなポイントがありました。

戸建てではなくマンションを購入した理由
  • 資産価値が下がりにくく住み替え時売却しやすい。
  • セキュリティ面で安心。

理由として大きかったのは戸建て物件よりもマンションの方が住み替え時に売却しやすいという点が大きなポイントでした。

戸建て物件は、入居時から年を重ねるごとに資産価値が下がっていく傾向が大きいことに対し、マンションは入居後5年、10年と経っても資産価値が下がりにくく売却しやすい傾向があるのだそう。

エリアによっては若干異なる場合もありますが、子育て世代に人気のエリアや転勤が多い方が住むエリアではマンションの方が買い手が見つかりやすいとのことでした。

今後、10年後くらいに住み替えの可能性があるためこういった点から、戸建て物件ではなくマンション購入へと至りました。

まとめ

賃貸マンションとマンション購入のメリット・デメリット面については、さまざまな面がありますが、大きく分けてみると、初期費用や維持費の違い、住宅ローンの有無、資産性の有無、カスタマイズ性の有無といったことがあります。

賃貸マンションの方が初期費用や維持費をおさえて入居できますが、資産性はないので家賃を支払い続けてもマンションを手元に残すことはできません。

一方、マンション購入では初期費用や維持費は賃貸よりも少しかかりますが、マンションを手元に残すことができます。

また、売却時に住宅ローン残高よりも高い売却額になる場合は売却益を住み替えの費用に充てることもできます。

賃貸マンションでは、設備の不具合が起きた場合は管理会社に修理を依頼するので費用負担は基本的にありませんが、マンション購入では自身で修理を手配し費用を負担することになります。

賃貸マンションか、購入かについては、あとどのくらい住み続けるか?で判断しましたが、初期費用や住宅ローンの支払いを考えると、あと3~5年以上今のエリアに住み続ける場合は購入を検討しても良いのではと思います。

今回はマンション購入の体験をもとにご紹介しましたが、やはり大事にしたいのは不動産会社の方とじっくり相談して納得して進めることだと思います。

ぜひ、これから賃貸マンションを契約するか、マンション購入かメリット・デメリットを知りたい方は参考にしてみてくださいね。

不動産会社に相談する前にいろいろなことを聞いてみたい、不動産会社で住宅ローンを申請したけどなかなか通らない、など住宅ローンについて知りたい方は【住宅ローン相談窓口】といったサービスを利用すると気軽に相談しやすいのでおすすめです。

マンション購入に興味のある方、住宅ローンについて知りたい方は一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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