【里帰りしない出産】初めての出産で自宅で過ごした経験と感想

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もうすぐ出産を控えている方の中には、里帰り出産を考えている方も多いと思います。
いろんな思いから実家が遠方にある方は大半の方が里帰り出産をしたいと考えているのではないでしょうか。

私もその一人でしたが、結局里帰りはせずに、自宅からタクシーで約30分ほどの産婦人科で出産しました。

ここでは里帰りしないで出産した経験をもとに、自宅で過ごすのか、里帰り出産するのかについてご紹介します。
迷っている方、実際どうだったのか気になる方の参考になればと思います。


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里帰り出産をしない選択をした経緯

赤ちゃんがやってきた!!
出産は地元の〇〇病院でお願いしたいな、実家で赤ちゃんとゆったり過ごしたい・・・
自分が生まれ育った場所で里帰り出産したい。

そんな思いで過ごしていたある日、里帰り出産について主人と話をすると「里帰りしないでほしい」と言われてしまい・・・
愕然としました。

ここで反対意見に遭うとは思ってもいなかったので、出産だけでなく今後の育児に対してもとても不安を感じました。

里帰り前提で考えていた私、まさかの夫の反対意見

妊娠が分かった段階で、私の中では「里帰り出産」をすることを前提に考えていたのですが、「里帰り出産で考えているんだけど」と話したとき、まさかの主人との意見の対立が起きてしまいました。

私の周りの友人も「里帰りはいつするのー?」という感じでしたが、私の主人はその考えとは真逆の考え方でした。

「里帰り出産はしてほしくない、新生児から子どものお世話に関わりたい」というのが主人の希望だとのこと。

産前はいつも通り過ごせても産後のことを全く分かっていない・・・

そう考えましたが、何を言っても考えが変わらないという夫。

「里帰り出産するならお金のこと以外何も関わらないから!」
とまで言われてしまい、妊娠3ヶ月ほどで妊娠初期から大きな戸惑いを感じることに・・・。

夫の意見は「夫婦で乗り切るもの」

初めての出産で、元から実家へ帰省しての里帰り出産を考えていたので、とても悩みました。

母が近くにいてくれるだけで安心感が感じられ、出産に向けての心構えや準備、産後の生活を考えると、里帰り出産をすることは私の大きな希望でもありました。

ですが、夫の意見は「夫婦で乗り切るもの」という意見。

夫は医療従事者なのでそのあたりはある程度知識もあるはず・・・了解済みだと思っていたので、産後は自宅で夫婦で、との意見にえーーー?!と戸惑うばかりでした。

理想は分かるけど現実を見てほしい

理想論では「夫婦二人で」と思うかもしれませんが、実際に出産した人や赤ちゃんが生まれた人の意見も聞かず「自分はそうしたい」という夫。

実際は産後はママもとても疲れているし、赤ちゃんも寝たり起きたりを繰り返して授乳やおむつ交換、着替えの交換などいろいろやることがあります。

夫は特段育児休暇を取得するというわけでもなく、日中は普段通り仕事に行くので家事や身の回りのことはできません。

となると、帰宅後に沐浴、ミルク、おむつ交換くらいであとのお世話はママがやることが多いので実際は出る幕が少ないのに自宅で過ごしてほしいと。

自分のことを考えてくれていないんじゃないかと感じました。

里帰りか自宅か話し合うも平行線

お互いに里帰りしたい、自宅でと意見が合わず、夫は意見を変えない、自分はこうしたいという状況が続きました。

私も里帰り出産をしたい気持ちが強かったのでどっちが良いのか、分娩予約を取るまでの間とても悩みました。

友人は私が出産してこの話をするまで、出産時は私が希望して自宅で過ごすことを決めたと思っていたそうです。
まさか、そんなわけないでしょうと言いつつ、どうしても里帰りがいいという私と、里帰りはしないでという主人との意見が分かれた時期が続きました。

条件を了承してもらい里帰りしない方向に

結論としては、私は里帰り希望→夫の考えとの相違(里帰りはしないでほしい)→条件をつけることで合意という形で話を収めました。

主人の強い気持ちと、家族からの説得もあり、なんとか産後は自宅で過ごすことに決めたのでした。
その代わり、

  • 病院に入院した段階で私の母を呼ぶこと
  • 産婦人科の空き室があれば、家族も泊まれるお部屋にすること
  • 落ち着くまで母に自宅に来てもらうこと

といった希望を伝え、自宅で過ごすことにしました。

個人病院だったため、お部屋の料金も相部屋と個室、家族も泊まれる部屋では料金も変わってきますが、里帰り出産をしないという代わりに、家族も泊まれる部屋を希望するということと、母に自宅へ来てもらうということを了承してもらいました。

生まれてすぐから子どものお世話をしたい

元々里帰り出産派だった私は意見の違いにとても戸惑いました。

ですが主人の話を聞いているうちに、どうやら新生児=生まれてすぐの我が子のお世話を自分もやりたいのだということだとが分かりました。

まさかここで壁があらわれるとは・・・という感じで妊娠初期にも関わらず大きなストレスがありましたが、里帰りしない代わりの条件を提示、了承してくれたことでひとまず里帰り出産はしないという方向になりました。

周囲の反応

周りからは「いつ実家へ帰るの?」「病院見つけるの大変ね」といった感じで、里帰りするという前提で声をかけられることが多かったのですが、「里帰りはしないでこっちで出産することになりました」というと、多かったのは「えー?大丈夫?」という意見・・・。

しかも初産なのでなおさら・・・といった感じでした。

里帰りしなかった結果

出産前は本当に不安でしたが、ここで結果をお話しすると・・・

  • 洗濯、食事の用意はほぼできなかった。
  • 夜中はほとんど眠れないので朝はお見送りできなかった。
  • 休日に家事をお願いすることも多々ありました。

という状況でした。

新生児期のパパの出番は少ないと感じたようです

主人はどちらかというと、実際に自分で見て、体験しないと納得しないタイプで「自分の子どもだから生まれてすぐにお世話するのが当たり前!」という考えで「里帰りはしないで」と思っていたようです。

ですが、赤ちゃんが生まれて実際に体験すると「新生児期からしばらくはお父さんよりお母さんの方が出番が多い」ということに気づいたようです。

最近では赤ちゃんが生まれるという友人に「赤ちゃんが生まれてすぐは男の出番はない」と話すほどになりました。

新生児期に夫ができることは、ミルクを飲ませる、おむつ替え、沐浴くらいで2時間おきの授乳や日中一緒にいる間の赤ちゃんのお世話はほとんどママがするので日中仕事に行っている夫の出番は少ないと感じました。

また、通院、外出も夫がいない日中は全て自分でやるので、誰がお手伝いしてくれる人がいるとかなり助かるなと思いました。

里帰りしない出産のメリット・デメリット

実家が遠隔地にある方は里帰り出産を選ぶ方が多いと思いますが、最近では里帰りしない出産を選ぶ方も多いようです。

理由にはいろいろありますが、気に入った産婦人科がある、医療体制が充実しているなどさまざまです。

里帰りしない出産のメリット面、デメリット面について見ていくとこういったことがあります。

里帰りしない出産のメリット

  • 移動がないので自宅でゆっくり過ごせる。
  • 友人に自宅に遊びに来てもらえる。
  • 妊娠中から産後まで同じ病院に通える。
  • 近隣の設備、医療体制など納得した病院で出産できる。
  • 新生児期を夫にみてもらえる。

里帰りしない出産のデメリット

  • 洗濯、食事の準備など家事の負担がある。
  • ゆっくり体を休める時間を取りにくい。
  • 通院、外出時は全て自分が動かないといけない。
  • 実母に来てもらっても長期間の滞在が難しい。
  • 実母の移動や生活環境の負担が大きい。
  • 新生児期に実家の家族と一緒に過ごせない。

メリット・デメリット面とありますが、何を優先するかによってどちらが良いかは人それぞれで決まってくるようです。

産後から自宅でゆっくり子育てしたい、小さい赤ちゃんと公共交通機関で自宅まで移動するのは大変、といった理由から里帰りしない出産を選ぶ方も多いようです。


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結果的に無事に出産できたら感謝に

妊娠3ヶ月ほどで里帰り出産をめぐって意見の対立が起こりましたが何とか無事に出産できたことが一番だと思います。

何かのご縁があって夫婦になった仲・・・
きっとこういった意見の相違がこれからも出てくるのではと思いました。

妊娠期間を順調に過ごし無事に子どもを出産しましたが、初めての出産だったので不安も大きく、できれば里帰り出産をしたかったというのが本心です。

ですが、産婦人科の先生も丁寧に診てくれる先生で、満足のいく出産ができたので、いい産婦人科に出会えてよかったです。

医療従事者なのにここまでこないと分からないのか・・・と思いましたが、我が子が生まれてお世話をしてという日々はお互いに始めての経験なので、実際に体験して何か得るものがあったのならと思います。

まとめ

産後は思うように動けず、家事などもほとんどほったらかしでしたが、何とか乗り越えて子どもも順調に大きくなってくれました。

初めはあまり出番がなかった主人も、子どもの成長とともに子どもと関わることが増え、一緒に遊んだりいろいろとお世話をしてくれています。

「里帰り出産しないでほしい」という気持ちは今思うと「育児に関わりたい」という思いの現れだったのだろうと思います。

里帰り出産をしたかったというのが本音ですが、出産した病院にも満足でき子どもを無事に出産できたこと、そして元気に成長してくれていること、そのことに感謝してこれから過ごしていきたいと思っています。

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